SSブログ

「バンテージ・ポイント」ジャパン・プレミア試写会、感想 [映画鑑賞録]

兎に角、デニス・クエイド、あんた不死身過ぎと。

後半のカーチェイス、普通だったら5回は死んでいる筈。

たった一つの出来事「大統領暗殺」それを此処まで極限までサスペンスフルに仕上げた、制作者陣の努力と才能、国際フォーラムでのエンドクレジット後の観客の拍手は久しぶりでした。「男たちの大和」以来かな?

出来は100点満点で94点、五つ星で★★★★☆、限りなく5点満点に近い4.75点で。

上映前に芸能人の舞台挨拶があるかな? と思いましたが、何も無し、但し、上映前に観客席に座るデープ・スペクターを見掛けましたけど。

終始、観客は緊張感に晒されます。安堵する余裕無し。脚本の出来が、半端無く、素晴らしく良いです。 粗筋を聞くと単なるシチューエーションサスペンスに陥りそうなのに、そんな気配は皆無で。 この映画の脚本家の力量を感じました。

この映画はとっても、お勧め! おすぎ的に言うと「観なさい!」です、上映時間は1時間30分ですけど、上映時間以上の濃密さを味わえます。

様々な視点で、「大統領狙撃」のシーンを見せるのですが、一つ一つのエピソードの切り方が巧いんですよ、「このあとが気になるじゃん!」みたいな。で、次のエピソードを見せて、また、「ここで切るかよ!」と再度気になり、その連続。

もうね、この映画を観る為なら2,800円払っても良いですよ、これだけ出来が良ければ、久しぶりに「映画を観たなぁ」と感じる筈ですから。

最近試写会はハズレばかりで、当たってもつまんないケースが多かったので、「アメリカン・ギャングスター」以来の終映後は心地よい満足感に浸りました。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。